私たちの想いと目指すもの
日本酒の会といっても、20年前はまだ、おじさまたちが集まる会ばかりで、女性が気軽に楽しめる会はほとんどありませんでした。
「マニアなおじさまたちだけでなく、女性たちにもっと気軽に日本酒を楽しんでほしい」
「日本酒の会に参加した女性たちが伝道師として、日本酒を広めていってもらえたら」
「単なる呑み会ではなく、日本酒についてもちゃんと学べる会にしたい」
そんな思いからスタートしたのがこの会です。
この会で私たちがこだわっていることは、3つ。
ひとつは、料理との組み合わせによって、日本酒の味がおいしく変化することを体験していただくこと。
毎回幹事が事前に試食&試飲をして、組み合わせを考えています。
さらに、日本酒と同じ地域の食材や、当日いただく日本酒を使った料理ができないか、 といったことを会場となるお店に提案し、この会でしか味わえない料理と日本酒を楽しんでいただくことを大切にしています。
2つめは、ゆっくり味わっていただけるよう、会場は着席できるお店であること。
3つめは、造り手の顔が見えるよう、蔵元の方にも必ず参加いただくこと。
一方通行ではなく、お互いをより知ることが、日本酒のファンづくりの近道でもあると考えています。
これからも、このこだわりを貫き続けていきたいと思っています。
また、これまでに、利酒師ミニ講座、テーブルコーディネート、お燗の楽しみ方、ブラインドディスティングなど、蔵元さんを講師に、さまざまな日本酒にかかわる勉強会も開催してきました。
2011年~2013年は、新たな試みとして、「和美酒美(わびざび)」という名前のFour Seasonsオリジナル日本酒もつくりました。同じ日本酒を造りのプロセスを変えて、(春は生、秋は火入れ)として提供し、違いを楽しんでいただきました。
発足当初、清永真理子だけだった幹事も、のちに、この会の参加者でもあった古川万里子、矢谷亜也子が、佐々木明美、軍司冴子が加わり、現在は5人の幹事で運営しています。幹事全員、利き酒師の資格取得者でもあります。
最近では、この会とは別に、幹事それぞれが日本酒イベントを主催しており、日本酒の普及活動はさらに広がっています。
おかげさまで、Four Seasonsは2018年夏に20周年を迎えました。
第1回目の参加者はわずか18名でしたが、いまでは毎回50名を越え、参加者の口コミのだけにもかかわらず、延べ参加人数3200人、登録会員1000人、多くの方々に支持される会へと成長しました。
これからも、伝播力のある女性たちを味方に、日本酒の素晴らしさを広める活動を続けていきたいと思っています。
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